最近巷で話題のホットサンド。ホットサンドの専門店もありますが、ご家庭やキャンプで専門店と変わらないようなホットサンドが食べらるとしたらどうですか?
耳無しのランチパックの様に周りが圧着されるタイプや耳ごと焼いてサンドウィッチをそのままコンガリ焼いたタイプと様々なホットサンドがあります。
ホットサンドの基本的な作り方は、食パンにチーズやハム、ベーコン等の具材を挟んでホットサンドメーカーで焼くだけです。チョコレートや餡子を挟んでも甘くておいしいホットサンドができます。
そんなホットサンドを作るのに欠かせないホットサンドメーカーの選び方や、製品の特長などをレポートします。
目次
ホットサンドメーカーの選び方
一口にホットサンドメーカーと言っても色々なタイプの物があってどうやって選べば良いか悩みますよね。そんなホットサンドメーカーの選び方をご紹介します。
ホットサンドメーカーは大きく分けて直火式と電気式があります。ご家庭で使うならどちらでも良いですが、キャンプなどのアウトドアでは100V電源がなかなか取れないので、必然的に直火式になるかと思います。

直火式のホットサンドメーカー

電気式のホットサンドメーカー
直火式と電気式、それぞれの特徴や選び方を見てみましょう。
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ホットサンドメーカーの選び方(直火式、電気式共通)
ホットサンドメーカーを選ぶ上で直火式、電気式ともに共通の観点を見ていきましょう。
何人くらいで使用するか?
一回に食事をする人が何人いるか?例えば2人位で使う場合なら1枚焼いて、すぐに2枚目を焼けば1枚用でも賄えると思います。ですが、1枚用で、ご家族6人でとなると6回焼かないといけないですよね?
1枚に焼くのに片面約2分で両面で約4分、挟んだりする時間を考えると約5分必要です。6回もやると30分もかかってしまいます。
ですので大人数で使う事があるならば2枚用の物を選ぶと良いと思います。

電気式2枚用

直火式2枚用
電気式の画像ではホットサンドが半分に分かれて、同時に4セット焼く事が可能です。電気式では、このプレートを変える事が出来るタイプもあります。
耳まで焼ける?厚さと大きさが重要です。
ホットサンドを作るときに、耳を落とすか落とさないか?耳が嫌いでないなら耳ごと入るのがおすすめです。
耳を落とすの大変ですし、落とした耳はどうします?カラッと揚げてお砂糖をまぶすと美味しいですが、毎日やるわけにはいかないですよね?
なので、耳付きで焼ける大きな物がおすすめです。
代わって厚さです。ハムとチーズ程度の具材の量ならば薄目の物でも十分です。むしろ厚みがあるタイプよりもぺったりと潰れた方が良いかもしれません。
ですが、いろいろと欲張って入れたくなるのがホットサンドです。レタスなどを挟むならあんまりぺったりと潰れてほしくないですよね?具沢山なホットサンドを作りたかったらプレート間の厚さが重要です。
メーカーの発表している仕様にはなかなか出てきませんが鉄板を合わせた時の厚みも気にして選ぶのがいいでしょう。

バウルーシングル
具沢山のホットサンドを作るのに定評のある「バウルーシングル」見るからに厚みがあるのが解ります。
焼き上がりがかわいくなる、焼き印が押せる物も
画像の様にプレートが焼き印構造になっていて焦げ目に絵が浮かぶ物もあります。おいしさには直接関係ないですが、こんなホットサンドならお子様も大喜び間違いなしですね。
直火式のホットサンドメーカーの選び方

あつあつメーカー2
直火式のホットサンドメーカーを選ぶとき、何に気を付ければよいでしょうか?直火、電気式共通の何枚用かだけでいいでしょうか?ほかの観点も考えてみましょう。
収納性や持ち運び性
ご家庭での使用にしろ、アウトドアでの使用にしろ収納性は重要ですね。加えてアウトドアで使用することを考えると持ち運び性も気になるところです。持ち運び性には折り畳みや重量が関係してきますね。

折り畳み式
画像はスノーピーク製の「ホットサンドクッカートラメジーノ」です。画像の様に柄の部分が鉄板に沿うように折りたためるので収納性が高いです。

コールマン
コールマンの「ホットサンドイッチクッカー」は柄の部分が着脱式で専用のポーチも付属します。
IH対応か?
アウトドアのみで使用するなら気にする必要はありませんが、ご家庭のコンロがIH式ならばIH対応の物を選びましょう!

IH対応
電気式のホットサンドメーカーの選び方

電気式
電気式のホットサンドメーカーを選ぶとき、何に気を付ければよいでしょうか?直火、電気式共通の何枚用かだけでいいでしょうか?ほかの観点も考えてみましょう。
収納性
直火式でも出てきましたが収納性です。ホットプレートほど大きいわけではありませんが寝かした状態での収納だとそれなりに場所を取ります。収納スペースが少ないご家庭では立てて収納できるタイプを選ぶと良いかもしれません。

立てて収納
画像の「TESCOM マルチホットサンドメーカー」は立てて収納することが可能です。
掃除のしやすさ
プレートが取り外せないタイプだと直接水洗いすることが出来ない場合もあるので、出来ればプレート部分が取り外せるタイプをお勧めします。殆どの商品のプレートがテフロン加工などの焦げ付き防止加工がされているのでキッチンペーパーなどで拭くだけでもある程度綺麗になりますが、洗えるに越した事は無いと思います。

アイリスオーヤマ マルチサンドメーカー
画像は「アイリスオーヤマ マルチサンドメーカー」です。プレートを外して丸洗いがOK!
選べるプレート
1台で二役、三役こなしてくれると嬉しいですよね。電気式のホットサンドメーカーにはプレートを交換することでワッフルやドーナツを作れるタイプの物もあります。ワッフル好きなら是非ともチェックしてみてください。

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vitantonio
おすすめのホットサンドメーカー
上記の選び方を踏まえて、直火式、電気式のおすすめホットサンドメーカーをご紹介します!
おすすめの直火式ホットサンドメーカー
1枚焼き用直火式ホットサンドメーカー
コールマン ホットサンドイッチクッカー 170-9435
コールマンの1枚用ホットサンドイッチクッカーです。1枚用ですが対角線上にも切れ目が出来るので二人で分けて食べる事や、半分ずつで違う具材を入れたりする事も可能です。
画像が小さいですが、焼き目にはコールマンのランタンマークが焼き印されます。写真からすると耳ごと焼くことも可能な様子です。
- サイズ:使用時/約13.5×40×3.8(h)cm、収納時/約10×20×2.5cm
- 重量:約550g
- 材質:本体/アルミニウム、ハンドル/スチール、ウッド
- 収納性:柄の部分が着脱可能
- 付属品:収納ケース
LOGOS ホットサンドパン
ロゴスのホットサンドパンも半分に分かれますが一般的な対角線で三角形になるのではなく、長方形に半分になります。

ロゴス
「LOGOS」の文字とロゴスのトレードマークであるメイプルリーフが焼き印されておしゃれな朝食になりそうです。
- 総重量:(約)480gサイズ:(約)35×12×3cm
- 目安対応パンサイズ:(約)14×12cm※食パンサイズ(8枚切りの厚さが適当です)
- 主素材:アルミニウム、スチール
- メイプルリーフとLOGOSの文字がパンに焼印されるオリジナルホットサンドパン
- 分割して洗えます
- IHクッキングヒーターでは、ご使用になれません。
- ミミ有り調理可能。
イタリア商事 ホットサンドメーカー ニュー・バウルー シングル
巷で話題のバウルーのシングルタイプです。厚みがあるのでたっぷりの具材を挟むことが出来ると評判ですね。もちろん耳ごと焼けます。
- メーカー型番: BW01
- サイズ:14.2×35×3cm
- 本体重量:450g
- 素材・材質:アルミダイキャスト、フェノール樹脂、フッ素樹脂
バウルーにもダブルタイプがありますが、シングルタイプよりも厚みが少ないようですね。
杉山金属 IH対応 ホットサンドメーカー スマイルクッカーDX
見た目の雰囲気からも解る通りIH対応、シングルタイプのホットサンドメーカーです。
写真から判断すると、結構な厚みがありそうです。
- サイズ:37.5×16×4cm
- 本体重量:1180g
- 本体材質:アルミニウム合金
- はり底材質:ステンレス鋼(クロム18%)
- ハンドル材質:ステンレス・メラミン樹脂
CHUMS(チャムス) ホットサンドイッチクッカー
パッケージのデザインが外国製の様に見えますが日本製のチャムス。プレートのつなぎ目が分割できる構造なので洗いやすく、それぞれをスキレットとしても使えます。
かかわいい焼き印ができます。(ペンギンでは無くカツオドリらしいです。)
↓実際にキャンプで使用してみました!
IH対応ホットサンドパン ダブル
IH対応では珍しいダブルタイプのホットサンドパン。こちらの商品もプレートが分割できます
- サイズ(約):幅36.5×奥行15.5×高さ3.3cm
- 素材・材質:本体/鉄、ハンドル/フェノール樹脂
- 生産国:日本
2枚焼き用直火式ホットサンドメーカー
イケノコイ ホットサンドメーカー ダブル
直火式で2枚同時に焼けるものは少ないですがこれなら家族が多くても対応できます。二人で使っても、同時に出来上がるので助かりますね。
- 素材:[本体]アルミニウム合金(フッ素樹脂加工) [ハンドル]ベークライト
- 熱伝導が速くて、均等的に熱せられる。
- フッ素樹脂加工で油煙もなし。
- 汁が外側に流れなくて、洗いやすい。
- サイズ:本体/25*16*3.2cm ハンドル/15.5cm
スノーピーク ホットサンドクッカートラメジーノ GR-009
収納性でも紹介しましたスノーピークのトラメジーノです。2枚焼き用ですが柄の部分が畳めるので収納性も抜群です。
- サイズ:(最大)190×330×30mm
- 収納サイズ:210×190×30mm
- 材質:本体/アルミダイカスト(内側:フッ素樹脂加工)、金属・ハンドル/ステンレス、 グリップ/竹集成材
- 重量:0.8kg
- レシピが8種類紹介されているカードが付属しています。
おすすめの電気式ホットサンドメーカー
1枚焼き用電気式ホットサンドメーカー
recolte PRESS SAND MAKER Quilt
レコルトの電気式ホットサンドメーカーです。見た目もかわいく、熱伝導のいい深めの固定式プレートを使っているためあっという間にこんがり!画像を見る限り耳ごと調理が可能な様子。

レコルト
残念なのは固定プレートなので外しての洗浄ができません。ノンスティック加工なので使用後にすぐにペーパーなどで拭きとりましょう!また、ハンドルには3段階のロックが付いているため4枚切りの食パンもお使いいただけます。
カラーも3色から選べるのでインテリアや他の家電とのコーディネイトもできます。
- サイズ】本体:(約)幅13×奥行23×高さ9.5cm
- プレート:(約)幅12×奥行13cm
- コード長:(約)95cm
- 【重さ】約1kg
- 【素材】本体:フェノール樹脂 プレート:アルミダイキャスト(ノンスティック加工)
- 【電源】AC100V 50/60Hz
- 【消費電力】600W
- 【セット内容】本体×1 説明書・保証書×1 レシピブック×1
- 【備考】ハンドロック3段階調整可能 サーモスタッド機能付き
和平フレイズ ソレアード ホットサンドメーカー S SO-160
圧倒的なコストパフォーマンスを誇る平和フレンズのホットサンドメーカーSO-160
1人暮らしでは2枚用なんて使いませんし、とにかく使ってみたい!って人にはお勧めです。コスパ重視の為プレートの着脱はできません。
- サイズ:98×120×205mm
- 重量:820g
- 本体:フェノール樹脂、プレート:アルミニウム合金(ふっ素樹脂加工)、フック:ABS樹脂
- 原産国:中国
2枚焼き用電気式ホットサンドメーカー
アイリスオーヤマ マルチサンドメーカー IMS-703P/704P
これまたとんでもないコストパフォーマンスモデルのアイリスオーヤマ製「IMS-703P/PMS-704P」です。703と704の違いは付属するプレートの数です。双方ともに「ホットサンド用」「ワッフル用」「ドーナツ用」が付属しますが、704には更にもう一枚「パニーニ用」が付属します。
- 商品サイズ(約):幅24.6×奥行25.7×高さ11cm
- 素材:本体/フェノール樹脂(塗装仕上げ)・プレート/アルミダイキャスト(シリコン樹脂塗装)
- 電源:AC100V50/60Hz
- 消費電力:700W
- 付属プレート:ホットサンドプレート、ワッフルプレート、ドーナツプレート、パニーニプレート
- 本体重量(kg):2
Vitantonio バラエティサンドベーカー
Vitantonioのバラエティサンドベーカーです。こちらの商品は名前の通り、ホットサンドメーカーではなくバラエティサンドベーカーです。3種のプレート(ワッフル・ホットサンド・ボワンソン:タイ焼き)が付属していますが、カップケーキやパニーニドーナツにマドレーヌなどが別売りで販売されています。オーブンで作るような物までこれ一台で作れてしまうのが魅力の商品です。
- サイズ:幅251×奥行243×高さ107mm
- 素材・材質:本体/フェノール樹脂・ステンレス、プレート/フッ素樹脂加工アルミダイキャスト
- 原産国:中国、電源:AC100V 50/60Hz
- 消費電力:900W
- 保証期間:1年間
- 付属品:ワッフルプレート、ホットサンドプレート、ポワソンプレート 各2枚組み
- コード長:約1.4m
- 本体重量(kg):2.5
別売りのプレートは↓のリンクからどうぞ
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まとめ
ほんのひと手間でおしゃれで美味しいホットサンドが作れるホットサンドメーカー。お気に入りの具材だけでなく、いろいろな具材で試してみたいですね!